本の詳細

著者メッセージ

本テキストは、「日本語」を「母語」として使用している人と「第二言語」として使用している人が一緒に「日本語」を今よりも少しだけ客観的・俯瞰的に考えていくために作成しました。「言語（日本語）」と「文化」と「自分」を常に意識し、答え（正解）をすぐに求めるのではなく、自分自身の日本語の感覚を客観的に考え、それを外化（知識の理解や頭の中で思考したことを表現）して他者に自分のことばで伝えられるように練習をしていきます。テキストの右側にある「気づき・疑問点・キーワード」のスペースを利用して、「気が付いたことや疑問に思ったこと」をこまめにメモをしてみましょう。自分の頭の中が見えてきますよ。

発売日：2023年2月1日

著者：木下謙朗

サイズ：A4

ページ：84ページ

ISBN：978-4-910911-00-7

著者略歴

木下謙朗（きのしたのりあき）

明海大学大学院応用言語学研究科博士後期課程修了。博士（日本語教育学）。

大韓民国威徳大学校専任講師、朝日大学講師を経て龍谷大学経済学部准教授（現在に至る）。

専門は日本語教育学、第二言語習得。

目次

第１回：オリエンテーション
第２回：言語と文化の学び方を考える（1）
第３回：言語と文化の学び方を考える（2）
第４回：コミュニケーションと文化
第５回：言語の多様性
第６回：言語の見方
第７回：日本語の多様性（1）
第８回：日本語の多様性（2）
第９回：外国語としての日本語（1）
第10回：外国語としての日本語（2）
第11回：外国語学習
第12回：やさしい日本語
第13回：言語習得
第14回：言語を通じた他者との交流
第15回：振り返り

参考文献